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ハリー・ポッターはなぜ自分の息子にスネイプの名を付けたのか

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先日ハリーポッターの魅力について記事を書きました。

morisae.hateblo.jp

そこで、インターネットで大変面白い記事を見つけました。ハリーポッターファンとして、ワクワクしてたまらなかったので紹介します!

ハリーポッターシリーズでの憎まれ役、スネイプ先生。1作目から「絶対こいつ、嫌なやつだろ」感がすごかった、スネイプ先生。シリーズが進むにつれて「もしかしてイイやつ…?」説が出てきて、最終的には「いいやつか悪いやつかが物語のポイント」にまでなってしまったスネイプ先生。

ハリーポッターが自分の息子にスネイプの名を付けたことについて、Twitterにて作者のJ.K.ローリングが理由を明かした、というのです。

J.K.ローリングが語ったスネイプについて

スネイプ先生は物語の当初、ハリーに辛くあたる存在でした。ところが後になって、スネイプがハリーを守っていたことが明らかにされ、ハリーのために死ぬことになりました。ローリング氏は、それが、ハリーの母への愛だったことを明かしたのです。

「なぜハリーが自分の息子にスネイプ先生の名前を名付けたのか」

スネイプは、リリー(ハリーの母)への愛ゆえに、ハリーのために死にました。ハリーは許しと感謝から、彼に敬意を表したのです。

 「スネイプは、本当はハリーを憎んでいなかったのではないか」

残念ながらそうではありません。スネイプはハリーに、(ハリーの父の)ジェームズへの憎しみと嫉妬を重ねていました。

「スネイプの性格について」

スネイプはすべてがグレーです。彼が聖人であるとはいえません。彼は執念深く、弱いものいじめもしていました。しかし、悪魔だとも言い切れません。彼は、魔法界を救うために死んだのですから。

スネイプを称えることで、ハリーもまた、赦されることを望んだのです。ホグワーツの戦いでの人々の死に、永遠に悩まされ続けないために。

スネイプは、リリーの心優しさを感じ取り、それを愛しながらも、それを真似することができなかった。これが、彼の悲劇だったのです。

 「スネイプがヴォルデモート卿と対峙した最後の瞬間がいかに勇敢だったか」

スネイプは「理想」のために死んだのではありません。彼は自分自身の罪を償うために死んだのです。生き延びたいと思えば、彼はいつでも正体を現すことができました。

ヴォルデモートがハリーを狙った際、スネイプはそれがヴォルデモートにとって致命的となることを知っていながら、告げないことを選びました。スネイプが沈黙を守ったことがハリーの勝利を確実なものとしたのです。

彼はリリーが信じてきた大義を勝ち得たほかに、個人的に何も得られませんでした。彼はただ、正しいことをしようとしただけなのです。

 「なぜハリーが自分の息子にスネイプにちなんで”アルバス・セブルス”と名付けたのか」

ハリーは、アルバスとセブルスの名前を長く記憶にとどめさせることを選びました。その2人とも、名前を引き継いでくれる家族がいなかったので。

ハリー・ポッターはなぜ自分の息子にスネイプの名を付けたのか J.K.ローリングが理由を明かす

 

まとめ

数年経った今でも、こうして新たな事実を知れるのは嬉しい限りです。

私はスネイプ先生が最後までどちら側なのかわかりませんでした。ただ、ハリーの母であるリリーへの愛により自分の命に代えてでもハリーを守ったスネイプ先生の思いは涙なくては語れません。そして、映画版でスネイプ先生を演じた俳優アラン・リックマンさんが亡くなられたことも、スネイプ先生と重ねてしまって、胸が熱くなりました。アラン・リックマンさん、本当にスネイプ先生を演じてくださって、ありがとうございました。私の心の中で、これからも生き続けます。