はまり部ログ

あらゆることに、熱しやすく、はまりやすい、編集長MORISAEによるブログ

夢に全身全霊捧げたとも言えない。挫折と言えるほどたいそうなものでもない。

 

私の憧れの場所は、芸能界だった。

 

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歌、ダンス、演技。私が憧れていたものは、エンターテイメントの世界で、歌手、ダンサー、女優のいづれかになりたかった。 どれも一歩踏み出したことはある。「やらないでいた」ことはなく、挑戦してみた。つまり片足突っ込んだことはある。ただ全身浸かったことはない。私はどこか「なれるはずがない」とそう思っていた気がする。

少し前になる。私は2年間、歌手を目指して活動した。きっとこの期間は一番、夢に向かって頑張った。ただ、その夢に浸かりきれなかった。私はその時、自分の夢以外に大切なものがあって、その大切なものを捨てることができなかった。何度も苦しんで、大切なものを切り捨てようと思ったこともあったけど、できなかった。それは自分の夢がただの憧れで、片足を突っ込んだからこそわかる。自分が目指しているものがあまりにも現実的ではないということに気づいてしまったからだった。

挫折と言えるほど、たいそうなことではない。

そこまで私は全身全霊夢に捧げたとも言えない。きっとあの時、夢を叶えることが自分の望みの一番だったならば、なにもかも捨てるべきだった。それなりに社会的地位を確保するために仕事をすることもなかったし、友達や恋人との関係を断ち切ることもできたかもしれない。むしろアルバイトさえもするべきではなかった。歌手として生きるために毎日の全てをかけるべきだった。実家にいるのだから、ありがたいことに息絶えることはない。毎日すべての時間を音楽のために費やし、歌手としての活動でお金をいただくことを考えるべきだった。そこまでしないと叶えることのできない夢だったと思う。他人まかせでラッキーを待っていては、なにも起こらない。心のどこかでわかっていて、行動を起こさなかった私は甘えていた。

でも今思えば、あの時間は私の人生で必要な時間だった。きっとあの時間がなければ、「あの時ああしてればよかった」とあまりにも無駄な後悔をしていたはずだから。それに、いくつになっても夢を目指すことはかっこいいということを気づけた。一生懸命やるって、かっこいい。全然ださくない。本気出せば、ほんと、なんでもやれるよ。その時は死ぬ気で、怖くてビビっちゃうことも、楽しみに変えて、刺激的な人生を歩きたい。なんか、そんなことがかっこいいと、そう思えたから。


Netflix火花お題「夢と挫折」

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