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はまり部ログ

あらゆることに、熱しやすく、はまりやすい、編集長MORISAEによるブログ

映画『本能寺ホテル』は、ありきたりなんかではなく心温まる面白い映画だった。【あらすじ、感想】※ネタバレなし

エンターテイメント エンターテイメント-映画


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先日、映画『本能寺ホテル』を鑑賞してきました。

タイムスリップの時代もの。いつも主役の織田信長。過去にも扱われている題材で、特に目新しくもない。いろいろな有名人が未来からタイムスリップしてきて、もはや織田信長さんも慣れっこになっているのではないかと思うほどだから「どうせありきたりなやつでしょう」、なんて思いながら、そんなに期待したわけでもなく観に行きました。ところがどっこい、笑いあり、涙あり、感動ありで、とてもいいお話で楽しませていただきました。

 

あらすじ

倉本繭子(綾瀬はるか)は、ふとしたきっかけで京都の路地裏に佇むレトロな宿“本能寺ホテル”に宿泊する事に。なんとそこは戦国時代に繋がる不思議なホテルだった。

一方、時は1582年。天下統一を目前に控えていた織田信長(堤真一)は森蘭丸(濱田岳)ら少数の家臣団と共に京都・本能寺に滞在している。冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を過ごす家臣たち。そんな時、見慣れない格好の女(繭子)が一人、寺に迷い込んでくる。
その女は、400年後の世界からやってきた現代人。繭子は自身も訳のわからぬまま、
信長と京都の町を見物するなど、交流を深める中で、次第に信長の人間性に惹かれていく。
やがて繭子は、1582年の迷い込んだその日が「本能寺の変」が起きる前日である事に気づき…。

映画「本能寺ホテル」公式サイト

▼予告映像


『本能寺ホテル』予告

 

感想(ネタバレなし)

私的オススメ度 ★★★★☆

私は、こういう類の映画が大好物です。重すぎず、軽すぎず、深く考えなくとも物語に引き込まれるような作品でした。ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。

なによりもキャスト陣が最高です。主演の綾瀬はるかさん、堤真一さん、そして濱田岳さんという、素晴らしい俳優さん方。そして脇を固める方々も豪華で、なんともかっこいい作品でした。

まず綾瀬はるかさん。天然で有名な彼女ですが、映画の中でもまさに天然少女でした。むしろご本人として映画に出演してもいいのではと思うほど、愛らしいキャラクターが印象的。でも、なんだか応援したくなって、親しみやすく、つい感情移入してしまいました。

そして堤真一さん。意外にも織田信長役は初めてとのことですが、とっっっっっってもかっこよかった。信長といえば、信長の性格を表す有名な一文「鳴かぬなら殺してしまおうホトトギス」という言葉があるほど、短気で逆らう者には容赦がない残忍なイメージ。劇中でも、家臣が胃をキリキリさせながら仕えている場面もあります。それでも実は情に厚いところがあり、新しいものを取り入れ、天下統一を目指し、戦のない平和な世を願う心が何とも美しく魅力的に感じました。映画中、何度「かっこいい…」と思ったことか。普通に惚れましたね。堤さんの織田信長は、今まで見てきた信長とは一味違って、とっても温かく感じました。もし、織田信長が本能寺の変で果てることなく生きていたらどうなったのだろうか…?つい歴史を知らない私でも考えてしまうほどでした。すばらしい!

さらに濱田岳さん。私は大好きな役者さんで、愛称がっくんと呼ばせてもらってます(笑)そしてまさかの美少年といわれている森蘭丸を演じるという(笑)彼自身も”「蘭丸、お前かよ。」とガッカリからスタートしているはずなので、”とコメントしているほどですが、このチョイス最高です。何度も劇中で「いいな」と思うシーンがたくさんありました。きっとあなたもがっくん演じる蘭丸が好きになるはず。私は何気に彼の言葉に泣かされましたよー。

脚本としては、歴史にとても詳しい方にとっては薄く感じるかもしれません。この作品は、いかにもタイムスリップもので、コメディの分類だと思うのでそこは期待するところではありません。それでも、「歴史興味ないよーーー」っていう人にとっては「歴史勉強してみたい!!!」と思わせる内容になっています。もっと信長を知りたい、戦国時代ってどんな時代なんだろうと、文献をあさる人もいるのではないかと思いました。なぜ明智光秀は謀反を起こしたのか?自害したはずの信長の遺体はなぜ見つからなかったのか?たくさんの謎がある本能寺の変。私も少し勉強してみたいなっと思ってしまいました。

ーーーー歴史があるから今がある。

関係ないけど、私の大好きな漫画『キングダム』の新刊も発売されました。キングダムは主人公らが中華統一を志す話ですが、長く続く戦乱の世を統一するってとんでもない偉業で、こんなことを同じ人間が成してるっていうのは本当にすごいことだなあと。すごいっていう言葉しか出てこない自分の語彙力も心配ですが、そういう人たちがいたから私たちは今こうして平和な世を生きている。しっかりと私たちは、未来に繋いでいかなくてはいけないと、そういう役目を担っていると、なんとなく思わされました。歴史を知ることって大事なんだなあ。

 

とにかく映画『本能寺ホテル』、おすすめです!!!!!!

 

 ▼中華統一を志す嬴政もめちゃくちゃかっこいい人です。

キングダム 45 (ヤングジャンプコミックス)

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▼謀反を起こした明智光秀の子孫が書いた本。興味深い…

【文庫】 本能寺の変 431年目の真実 (文芸社文庫)

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▼映画『信長協奏曲』も面白かったよね。

morisae.hateblo.jp

 

おしまいっ