自分の20歳のころを思い出したら、まさに恋に溺れていた
今週のお題「20歳」について。
ハタチといえば、人生の大イベントの一つですね。
真面目なことを言えたらいいのですが、私は「居酒屋に行ける、やったー!!」くらいにしか思っていませんでした。両親がお酒大好きで、大人がほんとーーーーーーに羨ましかったんです。
20歳のころの私は、大学に行って、遊んで、たまにバイトして、そして恋に溺れていました。
今では笑い話です。むしろネタです。でも当時は、とてつもなく真剣でした。
相手は同じ歳で、身長は180センチ越え、スラッとして顔も整っており、笑顔が可愛い人でした。そんな彼は、はっきり言って”女たらし”でした。
何度泣かされたかわかりません。当時はそれでも信じて、彼が変わってくれることを願っていました。友人には、別れるように言われました。でも何を言われても自分の中では「こんな人だけど、いいところもあるんだ」って、聞く耳も持たず彼の味方でした。
付き合いは2年ほど続きましたが、そのうち半分くらいは泣いていたと思います。ふと、このまま続けていたら、いつまでも続けてしまうという危機を感じました。きっかけは大学3年生になり、就職活動が始まった頃。将来について考えることが増え、その人との未来は幸せではないと、冷静になりました。区切りをつけて、いい加減に断ち切らなくてはいけないと思うようになりました。
嫌いになったわけではないので、サヨナラをした後も辛くてたまりませんでした。当時は食事も喉に通らなくなり、急激に痩せて、友人に心配をかけてしまいました。
「さすがにやばいな」と思い、他のことに溺れることで気を紛らわせました。
それは”趣味”。
就職先が決まり、時間が有り余っている私は、当時流行っていた”韓流”にハマりました。そして興味を持ってからわずか2週間、短期留学をすることに決めました。友人からは、あまりにも突然のことで驚かれました。
実は日本にいると、ついSNSを気にしてしまったり、思い出に浸って後ろを向いてしまいました。そのことしか考えられなくなって、夢にまで見たりしました。
前を向くために、今までの自分を変えたい!と日本を離れたのです。
実家暮らしだった私は、一人で生活をすること自体が初めて。
海外に一人で行くことも初めて。
留学したい、と思ったのも初めて。
初めてづくしでした。
きわめつけに韓国語の実力は、挨拶程度しかわからないレベルだったので、言葉も全く通じません。
でもその経験は、恋に溺れたあまりにも若い私を救ってくれました。
生きることに必死で、今までの悩みはちっぽけに思えて、どうでもよくなりました。韓国の方だけではなく世界各国の留学生と交流して、世界は広い!なんて、当たり前なことも忘れてしまっていたことに気づきました。私には、まだまだ出会っていない人がたくさんいるんです。
そうしたらスーッと気分が晴れやかになり、自分の人生を大切にしよう、と気持ちが変化していきました。
日本に帰ってきてから今まで、ただただ毎日、前向きに進んでいます。
それもこれも、あの時溺れたおかげかな、と思えます。今なら。
だから私は、人の恋愛について、どうこう言いません。どうしたらいいとか、どうするべきとか、何が正しいとか、何が間違ってるとか。だって私は、別れた理由を”人に言われたから”にしなくてよかったと、心から思うから。自分で気づいたからこそ、よかったんだと、遠回りしたかもしれないけど、本当によかった。
某タレントと某歌手の不倫騒動が話題になっている時期にこの記事をあげたのは少なからず、関連はあります。いろんな人が、いろんなことを言って、あるのかないのかわからないことをニュースで伝えて、正直どうでもいいです。男性側の奥さんが可哀想、外にも出れず寝込んでいる、なんて言ってたけど当たり前です。ただでさえショックなのに、連日テレビであんなに話題にされたら、私だったら寝込むくらいしかすることないです。
恋は盲目、シェクスピアはよく言ったものですね。
恋は盲目とは?
恋愛に関するシェイクスピアの英語の名言・格言。
「恋は盲目」というのは有名な英語の諺ですが、
これはシェイクスピアのベニスの商人(The Merchant of Venice)で使った言葉。But love is blind, and lovers cannot see
the pretty follies that themselves commit.
Shakespearしかし、恋は盲目であり、
恋人たちは自分たちが犯す愚行に気づかない。
シェイクスピア
出典:恋は盲目 シェイクスピアの英語の名言・格言:英語の名言・格言・ことわざ