はまり部ログ

あらゆることに、熱しやすく、はまりやすい、子育てママMORISAEによるブログ

私の就職活動はうまくいかなかった。自分の方向性が見出せなかった話

 

学生時代、私は早く大人になりたかった。

 

うまくいかなかった就職活動

私には夢があった。小さい頃からエンターテイメントの世界に憧れていて、テレビ局か番組制作会社、広告や映画配給、そういった類の仕事に就きたかった。学生時代はそのために今するべきことがわからなくて、早く大人になって仕事がしたくてたまらなかった。願えば叶うものだと信じていた


就職活動が始まったときは本当に嬉しくて、本当に楽しかった。いろいろな会社の説明会にいって、働いている人の話を聞いて、将来を思い描くと未来は明るく見えた。比較的学校の成績はよかったし、学生インターンも積極的に参加した私は少し自信があった。

ただ日が経つにつれて、うまくいかない焦りが強くなっていった。望んだ企業からは、ことごとくお祈りメールが届いた。「私を必要としている所はないんではないか」と自信をなくしていった。憧れの業界だけでなく、手広く業界も職種も広げて、規模も大小さまざまなところを受けるようになった。
 

選んだ先は予期せぬウエディング業界

結果的にご縁があったのはウエディング業界だった。”一生に一度”という大イベントが主となるためエンターテイメント性は充分だと思った。衣装を扱っており、業界内では5本の指に入る企業だったので、内定を頂いて迷わず決めた。結局は接客の仕事を選んだわけだが、両親は自営業で接客をしていたので、私も気付かぬうちに親から譲り受けていたようだった。自分が望んだ業界とは違っていたから、就職活動はうまくいったとは言えないが、なんとか卒業後の道が見えてきたのでホッとした。

  

内定後、自由な時間を謳歌した大学4年生

内定が出れば、暇な大学生。内定先でインターンも始まったが、正直あまり参加していなかった。就職したら嫌でも働かなくてはいけないから、時間がある今だからこそできること、やりたいことをやることにした。(それで苦労することにもなるが…)

そのうちの一つが『韓国への短期留学』だった。経緯は以下に、以前少し書いたので気になる方はどうぞ。

 

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初めての海外留学は本当に楽しかったし、良い経験になった。日本にいるだけではわからないこと、世界は広いということ、自分が知っていることや触れていることはあまりにも狭い範囲だったことに気付いた。

そして韓国という国にも興味を持った。三週間という短い留学生活の中で、私に親切にしてくれる人にたくさん出会った。とても世話好きな性格で、困っていると助けてくれたし、歓迎してくれる人も多く親しみやすさを感じた。一方で、国民性の違いも実感した。同じアジア人で顔や体のつくりは大きな違いはないが、考え方や習慣の違いがたくさんあった。見た目が大きく変わらないからこそ、その違いをお互いに理解し合うことが難しい、そう感じることも何度かあった。

韓国のエンターテイメントにも興味を持った。当時は第二次韓流ブームまっ最中で、K-POPというジャンルが確立してきた。多数のアイドルがデビューし、韓国の音楽界は大変賑わっていた。(東方神起、少女時代、KARA、BIGBANG、SUPER JUNIOR、2PM、FTISLAND、CNBLUE、INFINITE、B1A4など)


言語にも関心を持った。日本語と韓国語は、文法がほとんど同じつくりをしていて、似ている言葉も多くある。完璧に習得することも夢ではないと感じた。母国語以外を話せるって楽しい、と思ったし興味を持った国の人ともっともっと話せるようになりたい。そのためには長期留学をするべきだ、と感じた。

今までだったら、やりたいことはすぐやってきた私だが、その時にすぐ行動にでなかった理由は3つある。

  • ”新卒”という人生に一度しかない機会を逃したくなかった
  • 自分で働いて貯めたお金で行くべきだと思った
  • 学生からの延長線上で留学することは将来において不利だと思った

 

今回は感情に流されず、「やらない選択」をした

こうして、長期留学を近い将来の目標にしたのだった。


つづく

 

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