はまり部ログ

あらゆることに、熱しやすく、はまりやすい、子育てママMORISAEによるブログ

コロナ禍が教えてくれたこと

 

久しぶりにブログを書いてみようと思う。

文章って不思議なもので書かなくなると書き方を忘れる。でもとにかく書いてみる。

 

最近、考えることがとても多くて、文章に残しておきたいと思いつつ、子育てや仕事の間に時間を見つけるのが難しく、今日は子供の寝かしつけの傍らでパソコンを開いてブログを書いている。

 

なぜブログを書こうと思ったかというと、私はこの自分のブログが結構好きだからだ。昔の記事を読んでみると、「この時はこんなこと考えてたんだな」と思い出したりして、駄文だけど、意外と自分は楽しめていたりする。自分の考えていることを文字に残しておきたいと、なんとなく思った。誰かに読んでもらえるならなおさら、とてもありがたい。

 

こんな文章を読んでくださっている方本当にありがとうございます。

 

コロナ禍を経験して・・・あれ?なんかおかしい方向行ってない?

私が娘を産んだ頃、ちょうどコロナが世間を騒がし始めた時期だった。私が入院した頃は「東京オリンピックを延期するかどうか」が議論されていて、目に見えない得体の知れないウイルスはとても恐ろしく感じた。

娘を守るために、私は産後数ヶ月はスーパーにも行かず、極力外出せず、人にあわず、近所を散歩するくらいで、基本家の中に籠り、初孫であるのに両親に孫を合わせることも頻繁にできず、もちろん友人に会わせることもできなかった。当時は仕方がないことだと思ったし、これが世の中のためだとなんとなく思っていた。

直接人に会うことが叶わないので、オンライン飲み会なるものが流行り、友人たちとたまに画面上で話をした。友人と話をするのは、とても楽しかった。家の中で旦那か赤ちゃんしか話し相手がいなかったから、心もとても晴れやかになった。一方で、大切な人に会うことさえも叶わない、この得体の知れないウイルスがとにかく憎かった。恨めしかった。

 

数ヶ月経って、近所のスーパーに出かけた時、私はとんでもなくはしゃいだ。産後だったのももちろんあると思うが、些細な日常が幸せだった。ただの近所のスーパーなのにとにかく嬉しくて、楽しかった。

 

なにかがおかしい。家に閉じこもって、テレビばかり見ていたら、思考がおかしくなる。

 

毎日感染者数や世界のロックダウンや悲惨な状況、まとを得ないコメンテーターや専門家(今思えば御用達学者や専門家だった)の言葉を聞いているとおかしくなる。私は、テレビを見ることをやめた。

 

それから、とても楽になった。

テレビを見なければ、あのウイルスがない世界に住んでいるような感覚になった。

 

今まで、テレビが大好きで、テレビをとても信じきっていた私。

コロナがなければ、こんなことを考えることもなかっただろうから、いいきっかけであった。

 

 

また次回・・・